gigantic-soldierのブログ

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開幕初戦を落とすも、2戦目は「5対2」で初勝利!

昨日は、開幕試合でしたが... 菅野が 7回1失点で好投しましたが、味方の
援護なく、0-1 のままマウンドを降り、その後に リリーフ登板した 大江、
宮國の二人がともに失点して...結局『0-5』で、完封負け...でした。


広島マツダ球場は、どうも巨人にとって大変苦手な球場で... なかなか勝利を
得難いところで、昨日も 広島の選手に比べ巨人の選手たちは皆、硬くなって
動きが本物らしくなかった...ような感じがしました。



・・・と言うことで、一つビハンドの状況で、今日は 14時からのデーゲーム
を迎えました。 先発はヤングマン。 期待通りのナイスピッチングで 6回、
23人の打者に対し、99球、被安打4(被本塁打1)、奪三振3、与四死球2、
自責点1...という成績で、初勝利。 先ずは『合格』のピッチングでした。


先行したのは巨人...。 4回表、丸の四球、岡本三振の後、陽岱鋼がヒットで
一死・一二塁から、6番・ゲレーロがレフト線へ二塁打を放ち、一挙2得点...。
その裏、広島カープも  四番・鈴木のソロで、1点差に詰め寄ります。


しかし、6回表、また丸の四球から、続く岡本が2塁打。 無死・二三塁となって、
陽岱鋼は内野飛球で倒れた後、またもやゲレーロがセンター前ヒット。これで
2人が還って4-1 と 3点差に開きました。  ここ迄、ゲレーロが 全4打点。


7回裏、この回から巨人の投手は今年中継ぎのエースとして期待の吉川光が
登板するも...、いきなり先頭打者の三塁打(風の影響も有り)を浴びピンチ。
次の打者に内野ゴロを打たれ1失点。 尚も、次打者に詰まったレフト前ヒット
を打たれて不安なマウンドでしたが、あとの2人を難なく抑えこの回 △1点。


8回裏からは、左腕・中川が登板。 この回、打者4人、被安打1、無失点
に抑えました。 この1安打も、二塁内野安打で、送球がよければアウトの
タイミングでした。(二塁手・吉川尚の超好守備、ワンバン送球で岡本後逸)


4-2の 2点差で迎えた9回表、巨人の攻撃...。広島の代わった島内投手の
乱調により、3四球と2塁ゴロで 1点を追加。 5-2と 3点差に広げます。


そして9回裏、逆転サヨナラを狙う広島カープ...。なんとか抑えて初勝利を
掴みたい巨人...。 巨人は今季からの抑え、守護神・クックを マウンドへ...。
そして、クックは 広島打線を僅か11球、3人を内野ゴロに仕留め試合終了。
クックの来日初セーブが記録されました。(ストレートMAX 152キロ)


◆本日のポイント・・・ 9回表の攻撃で、坂本選手に送りバントの指示。


広島の島内投手の制球が乱れ、9番・田中俊が四球、そして1番の吉川尚にも
四球となり、無死・一二塁となって...迎える打者は2番・坂本...。


今季は2番に強打者を置いて積極的攻撃野球をしたい...と言っていた原監督
でしたが、今日は その2番・坂本に送りバントの指示。賛否両論が有りますが
今日は、その犠牲バントが成功したので...結果論では「最善の策」でした。


しかし、バントが失敗して走者を進めることが出来なかったら大批判の標的
となっていたことでしょう。 今日の、この場面では、基本は「送りバント」
で間違いなかったと 私も そう思います。9回で、2点差なので、あと1点が
どうしても欲しい場合、確率と確実性から 一死・二三塁の状況を作ることが
最優先されたと思います。 結局、3番・丸を警戒し過ぎて四球、満塁となり
4番・岡本の内野ゴロで 貴重な1点が追加されたので「大成功」でした。


臨機応変に最善の策...。 原監督はこのことに非常に優れた能力を有してます。
今日は、継投策も お見事...としか言えないような采配だったと思います。


◆本日のMVP・・・ 6番・レフトに入った ゲレーロ選手


巨人の アレックス・ゲレーロ外野手(32)が... 30日、広島戦(マツダ)にて
6番・左翼で今季初スタメン。 3安打4打点の活躍で、勝利に貢献しました。


4回2死一二塁で左翼線2点適時二塁打を放ち、今季チーム初得点をもたらすと、
6回にも中前へ2点タイムリー。「広島に去年からやられていて、難しい相手。
貢献できてうれしい」
と笑みを浮かべてました。


試合後のインタビューは以下の通りです。


 ――今季初スタメンで爆発。
 「広島には去年もやられてきた。(マツダは)難しいスタジアムだが、
  初スタメンで勝利に貢献できてよかった」


 ――4回に 先制 2点打。
 「バットに当てることに集中した。スイングが大きくならないように、
  ショートスイングを心掛けた」


 ――6回には 2番手・ヘルウェグから 2点適時打。
 「ゾーンにきたら弾き返そうとシンプルに考えた」


 ――原監督の復帰後 初勝利に貢献。
 「広島で勝利できたことが嬉しい。簡単な球場ではないので」


 ――今後に向けて。
 「まずは自分自身は怪我をしないように心掛け、
  監督の采配に力を尽くしたい」


以前に、このブログで書いたと思いますが... ゲレーロは 一昨年、中日で四番
を打って、本塁打王となり... 昨年から2年契約で巨人へ移籍した長距離打者。


昨年、メジャーで18勝を挙げ最多勝投手になったマイコラスも、2年契約で
最初の年は、途中帰国したりとか大変な成績(4勝?)でしたが、2年目契約の
切れる年(2017年)に、14勝して、メジャーからオファーを得て昨年メジャー
で復活し、話題となりました。 外国人助っ人との複数年契約は難しい...?


ゲレーロも、今年 2年目で契約が切れる年で、メジャーのオファーを得るには
目立った成績を残さないといけません。その観点からも、今年のゲレーロは爆発
しそうですよ...と思っています。  私の 開幕試合メンバー予想の 6番のところ
だけがハズれてしまいました。 私が後悔してもしょうがないんですが、亀井
ではなくゲレーロを使っていたら... もう少し違った展開が... というのは結果論
ですが、今日の頑張りを観て、今年のゲレーロは、やはり やってくれそうです。


◆明日の見どころ・・・【先発】巨人・畠投手、広島・九里投手 の投げ合い


畠投手は、開幕ギリギリに一軍に上がってきた投手。  昨年 秋に体調を崩し
今春季キャンプも、ず~っと二軍での調整でしたが、3月中旬頃からどんどん
調子を上げてきており、二軍戦での登板も結果を出し、認められて一軍入りを
果たしました。7回を3点以内に抑えてくれたら御の字というところです。


一方の、九里亜蓮投手は、昨年8勝4敗とまずまずの成績でしたが、防御率が
4.26とやや劣り、多分に強力打線に援護された成績だったのではと思います。


2014年から昨年まで5年間で、防御率は順に 4.00、4.50、4.50、3.64
4.26... と、累計でも 4.09となり、それ程 防御率の良い投手ということでは
ないように思えます。  しかし、私の記憶では... 何故か巨人戦では 良い投球を
しているイメージが有ります。巨人相手だと 2点台級の投手のようになります。
しかし、今年の巨人打線なら、4回あたりまでに、3点以上の得点を奪う攻撃が
出来るかも... と期待しています。  丸に やっと “目覚め” が 来そうな予感....。


捕手は... ひょっとしたら 大城を起用するのでは、という私の カンです。
昨日が小林で、今日は炭谷...。 なので、単純に明日が大城...ということ。


で、打順では... 5番・ゲレーロ、6番・陽岱鋼 に交換してみるのはどうか
1番から4番は固定... かと思いますが、丸と坂本の入れ替えもひとつの案
としてどうなのか。 気分転換にもなります。 まぁ、まだ始まったばかりで
そんなにコロコロ変える必要もないんですけどね...。


まっ、明日は...恐らく 打撃戦の模様ではないか、と予想します。それでは...。