巨人 V奪回へ解消が不可欠な「3つの課題」
今日、「デイリースポーツ」のオンライン記事で見かけたヘッドラインです。
どの新聞記事も、今季の巨人について『大補強』という言葉をそこいら中に
書き流していますが...、確かに、新戦力を獲得した金額は大補強と言われ
ても仕方がない大金だったと思います。 日本人4人と外国人2人 計6人。
しかし、新しく獲得した選手は皆、ファンたちからも期待されて入団した
選手ばかりなワケではないと思います。( ← 独断と偏見 )
私が思うに... FAでの丸外野手、と炭谷捕手の二人は確かに補強と言える
価値のある選手たちです。 丸選手は...、昨年の巨人ラインアップで診ても
分るように...、若い四番・岡本を支える主軸なる打者が坂本一人と頼りない
ため、もう一人の主力打者獲得ということで...、これは良い補強でした。
炭谷捕手は...、正捕手・小林の更なる成長を促す意味でも、彼より年上の
技術も優れている捕手として入団させ競い合わせるべく獲得した選手です。
炭谷が取れなかった場合を想定して、阿部を捕手に戻したのも同意でしたが
炭谷捕手を獲得できたけど、阿部をそのまま捕手登録にて現在進行形です。
ということで、この二人について「大補強」と言われるのであれば、それは
否定できませんが、その他の人たちは... 岩隈投手や、中島内野手、或いは
ビヤヌエバ、クックなど未知数の外国人たちは、どうしても欲しいピースと
して獲得したのではなく、契約可能な「空き家」だったので獲ってきた選手
と言ってもいいぐらいです。 話題性としては価値が有ったかもしれません。
ただ...、ひょっとしたら「使える」という可能性から言えば、クックと
ビヤヌエバの二人で、上手くいったら優勝に貢献できるかもしれません。
大補強ではない...証として、従来からいる選手や、特に若手選手の台頭が
優勝へ貢献が期待できるのではないか...と確信しているのです。
◎支配下登録選手 64名中... 補強ではない32名の期待される選手たち。
全員、一軍でやらせてみたい選手たちです。(青字は生え抜き選手)
投手 桜井俊貴、中川皓太、吉川光夫、戸根千明、高木京介
菅野智之、山口俊、野上亮磨、鍬原拓也、高橋優貴、宮国椋丞
大江竜聖、高田萌生、田原誠次、今村信貴、畠世周、田口麗斗
捕手 小林誠司、大城卓三、宇佐美真吾、岸田行倫
内野手 吉川尚輝、田中俊太、岡本和真、北村拓己、山本泰寛、吉川大幾
外野手 和田恋、石川慎吾、松原聖弥、重信慎之介、立岡宗一郎
※記載されてない 坂本工宜投手は まだ支配下登録がされてない選手です。
この中でも...、たった 28名しかプロテクトできなかったんですよ。
当然、この32名に入ってない選手... 例えば、阿部、澤村、亀井、大竹
森福、谷岡、池田、田中貴、陽岱鋼、亀井、(長野、内海)...たちは、皆
プロテクトリストから外れていたのではないか... という推測 (私見) です。
・・・と言うことで、特に『大補強』と騒がれるほどの補強ではありません。
で、デイリーの書いた『V奪回へ解消が不可欠な3つの課題』とは何か...。
◆勝利の方程式 (主に 7・8・9回に 投げて勝利を確定させる投手)
マシソンが出遅れ、上原も2軍。不調の沢村の先発再転向が決まったこと
で実績あるメンバーは不在で、顔ぶれは昨季と一新される可能性もある。
岩隈が2軍スタートとなる。あと一か月で立て直しができるか...。
という内容が書いてありましたが、「顔ぶれが昨年と一新される」と心配
しているけど、敗戦の方程式だったんだもの「一新」されないと困ります。
実績アルメンバーではなく、育ってきた新しい力で「勝利の方程式」を組む
ことができるようになりました。
◆木曜の男 (金曜から始まるローテで、月が休み、6番目の投手)
昨季の木曜成績は5勝13敗で、一昨年は3勝12敗。3連戦の3戦目、
先発ローテの5、6番手が投げる試合で大きく負け越したことも、チーム
が波に乗り切れない要因だった。
確かに、昨年はマイコラスが抜け、2年連続2桁勝利の田口が不調、FAで
補強した野上が全く機能しなかったし、2年前トレードで獲得した吉川光も
7勝6敗と2桁に届かず、菅野と山口の 2枚看板だけが試合を作れた状況。
先発投手不足、だけでなく救援投手も不足といった、最悪の投手陣でした。
今年は、菅野、山口、メルセデス、ヤングマン、今村... と5人は揃っていて
6人目を...、復調期待の 田口、新人の 高橋、育成の坂本工、野上らから誰か
をピックアップして起用すればよいと思う。 二年目の野上が良さそうです。
勿論、新人の高橋優や、支配下登録された坂本工らが投げると楽しいけど...。
◆5番打者 (クリーンナップ 打順... 3番・4番・5番 の打者)
2番に丸を置く新打線で、原監督がキーマンに掲げる5番打者。昨季は岡本
の後を5番が定まらなかったが、指揮官は助っ人に託したい方針だ。26日
の中日戦ではゲレーロが3ランを放ち、実戦で20打数6安打。ビヤヌエバ
も20打数5安打と大差はない。
ただ、投手陣で外国人3枠を使うようだと、新外国人のビヤヌエバか一昨年
の本塁打王ゲレーロのどちらかが、2軍スタートとなる可能性もある。
どちらでも、同じような実力を持っており、その時の調子の良い打者を5番で
起用すればいいだけ...。ゲレーロが安定しているように見える。
外国人枠『4』の使い方で、先発投手のメルセデスとヤングマンを「中10日」
で、交代で一軍登録をすれば、上手く回れば 2回づつ登板ができるかと思う。
投げた翌日抹消で、10日後 再登録した日に登板が可能...。二人を1日ずらし
て登板させ相互に「抹消」と「登録」をして 間をあけない方法もあるのかと、
よく解りませんが、専門のスタッフたちが考えるのではないでしょうか...。
・・・と、まぁ... デイリーさんに「3つの課題」としてご心配を頂きましても、
私としては、杞憂に終わってくれれば...と、開幕を楽しみにしてるんですよ。
明日は、18:00から 本拠地・東京ドームで「対ヤクルト」オープン戦です。
菅野と小川、両チームのエース対決のようです。 でも、まだ調整期間です。
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