今日の試合、ドームに観に行った巨人ファンは大喜びでしたでしょうねぇ～。
投げては、新人の左腕・高橋...。プロ入り初登板、初先発、初勝利のハネ満。
打っては、坂本、岡本、亀井のホームラン。しかも四番・岡本は２本で役満。
巨人は 好敵手･阪神を『１０-１』で撃破し､ これで開幕 第二戦目から５連勝。

今季初の ２ケタ得点... 先発野手 全員安打で１５安打。 チーム打率を３割に
載せセ･リーグというより､１２球団でトップです。　また、防御率も、今日
僅か１点に抑え チーム全体で ２.５５ と､ セ･リーグでトップになりました。
本塁打の数も９本、得点 ３６点も セ･リーグ トップ...  このまま終わりたい。

でも、開幕して まだ６試合...。 これからＤeＮＡ、中日、ヤクルトと まだ
一回りしてません。 これからどうなるのか分かりませんが...、楽しみです。

開幕前... 解説者たちや ファンの方々は、 巨人のリリーフ陣に不安が有ると
みんな評してましたが、私が 以前から そんなに心配要らない と言っていた
通り...  吉川光､大江､中川､戸根､桜井､宮國､今村､クックと 全員が 合格です。
今村が先発外れて、澤村を先発ローテに入れたのは予想外でしたが、明後日
のＤeＮＡとの２戦目に澤村が投げるようです。（ヤングマンの代役）

先発陣も...ヤングマンの代役 澤村以外、6人一通り投げましたが、勝ち星が
付かなかった菅野、 今... 下で､次の登板を 虎視眈々と狙ってる ヤングマン、
勝敗は無かったけど６回２失点と好投した畠、阪神戦では山口、メルセデス
そして今日投げた高橋... と、ローテーションは 何とか 見通しが立ちました。

打撃陣も絶好調です。　１番･吉川尚は .455、２番･坂本は .429、３番･丸
は .333、４番･岡本は .292、５番･亀井は .333、６番･ゲレーロは .421 と
１～６番までの主力は全員３割以上...（岡本は ほぼ３割？）の好調さです。
本来なら、７番に入る... ビヤヌエバ や 中島、田中俊たちが もう少し打ち
始めたら... もう 手の付けられない打線になってしまいます。

本塁打も、セ・リーグトップになる 岡本の３本、ゲレーロ ２本、丸 ２本、
坂本と亀井 各１本...と、チーム全体でも９本という数字です。

まぁ、投打とも順風満帆といったところですね...。　まだ６試合だけど...。
しかし、休む間もなく 明日から横浜へ乗り込んで、敵地でのＤeＮＡとの
三連戦が始まります。とにかく強打者が多い、ＤeＮＡですので、投手陣は
よほど気を引き締めてかからないと痛い目に遭いそうです。

明日 ５日は菅野。　そして明後日 ６日(土)は澤村、 そして７日(日)は 畠、
と三連戦の先発は予想されてますが、さて... どうなることでしょうか...？

打線は “水もの” とか よく言われますように... 今日までの好調さが、明日も
続くということは保証されてませんし、 明日、ＤeＮＡの先発が、苦手の
左腕･今永とあって、厳しい展開が予想されます。 菅野が投げる時は大体...
相手もエースということで、なかなか菅野に 援護点が 挙げられてません。
先日、開幕試合も 広島の大瀬良投手と投げ合って､７回１失点でも勝利投手
になれませんでした。 去年までも よくあることでした。

と言うことで、明日の試合を心配しながら...。

巨人３連勝で迎えた、阪神との 第２戦目...。６-３で勝利、これで４連勝。
今日の先発投手は､昨年 支配下登録されたメルセデス。阪神には完封勝ち
したこともある相性のいい対戦相手です。 今季 初登板で、やや緊張気味
でしたが、８回、初登板の疲れからか､阪神打線につかまり今日初の失点
３を献上してしまいました。 しかし、なんとか８回まで投げ切りました。

そして９回､ 抑えのクックが登板し､ 二死満塁のピンチを背負いましたが、
落着いて無失点に抑え...今季､早くも３個目のセーブで締めくくりました。
勝利投手は 先発 メルセデス投手で、今季の初勝利となりました。

打線のほうは...、３回裏､ 下位打線の８番･田中俊から始まる攻撃... 先頭
の田中俊がセンター前ヒットで出塁。 次の投手 メルセデスが 上手く送り
バントを決め､一死・二塁とします。打順は１番に帰って吉川尚でしたが、
ここは二塁ゴロアウトとなり、この間、走者は三塁へ。  二死三塁となり、
次の坂本を警戒過ぎてか四球となり、バッターは３番･丸...。 カウント１
ボール、２ストライクから ５球目をフルスイングすると､右翼スタンドへ
３ランとなる第２号ホームラン。そして､続く四番･岡本が２者連続となる
今季初ホームラン。 この回、一挙４点を先制...。 ３回終了して ４-０。

その後、両軍とも 得点無く ４-０ のまま進み...、７回裏、二死走者なし
から、１番･吉川尚、２番･坂本、３番･丸... と四球を選んで 二死満塁と
すると、このチャンスにまた 四番の岡本。 打った打球は三塁手のグラブ
の上をかすって抜けると... ２打点となるタイムリー二塁打となりました。
この２点追加で､ ６-０としたことで...大きなアドバンテージを得ました。

次の回、８回表、やや疲れの見えたメルセデス投手が阪神打線につかまり、
３点を奪われるも、なおも３点リードという優勢は 揺るぎませんでした。
そして、９回をクックが抑え､３点以内というセーブが付く得点差で勝利。

明日の阪神との第三戦目は...先発投手が お互いプロ入り初登板同士です。
巨人は 新人・高橋優貴投手(22)。   阪神は 高卒３年目 浜地真澄投手(20)

巨人はこの勢いのまま、阪神を３タテ...５連勝をして５日からのＤeＮＡ
三連戦を迎えたいと思います。 菅野、澤村、畠 の三投手が先発予想です。

東京Ｄ開幕試合ともあり､長嶋終身名誉監督が来場、巨人･阪神『伝統の一戦』
を観戦。 初回から､１番･吉川尚､２番･坂本､３番･丸の連続ヒットであっさり
１点を先制し、陽の内野ゴロで２点目追加など..、とても喜んでおりました。

また、３回にも...１番･吉川尚、２番･坂本の 連続ヒットで チャンスを作ると
３番･丸は三振に倒れるも、初回､凡退した４番･岡本がフェンス直撃の二塁打
を放ち、２点を追加して ４-０。 なおも、ランナー 二塁で ５番･陽が 三塁手
のエラーで出塁、一死･一二塁で、６番･ゲレーロ... 打った瞬間 それと分かる
レフト上段へ３ラン本塁打。 この回５点で 一気に ７-０と大きな差をつけて
この３回で ほぼ... 今日の勝敗の行方が決まったようなものでした。

その後、阪神が３点を返すも、巨人も 丸のソロ本塁打があったり２点を追加
して､結局『９x-３』の大差で、このカードの初戦を取りました。

◆今日のＭＶＰ・・・
　　先制２塁打、中押し１号ソロ、ダメ押し犠牲飛球 で ３打点の丸外野手。
　　※ゲレーロの ３ラン本塁打も効果的な一発だったので ゲレーロが次席。

◆今日の見どころ・・・巨人の注目点、リリーフ投手の起用法。
　　勝利投手になった先発の山口俊は、序盤から大きな得点差があったにも
　　関わらず､７回で117球も投げ 被安打５はまぁまぁでしたが､与死四球が
　　５個と 制球が定まらず... 結局、８回からリリーフを仰ぎます。

　　その１番手として、８回は今村投手。 当初、先発要員として予定されて
　　いて、ヤングマンの抜けた穴､６日(土) に登板...と思っていたのに、今日
　　中継ぎで登板しました。(しばらく投げてないので調整？）無失点でした。

　　そして９回は、先日､広島との開幕戦でリリーフ登板し失点した宮国投手。
　　汚名返上の機会が与えられ、１四球は有ったものの見事、無安打 無失点。
　　３点差以上だったので「セーブ」はつきませんが､きっちりと締めました。

　　攻撃陣では、１～３番打者 吉川尚･坂本･丸 がマルチ安打、４番･岡本は
　　適時二塁打、 ６番･ゲレーロは ３ラン本塁打と... １～６番で 全９打点。
　　５番･陽岱鋼と､７番･ビヤヌエバに当たりが出ると「恐怖の打線」が完成。

と言うことで...、まぁ、今日の試合もまずまず『合格点』の戦い方でしたね。
これで、開幕４試合、３勝１敗は... 現在のところ「単独首位」に立ちました。
･･･って、まだ始まったばかりで、まだ 139試合も残ってます。 阪神戦もあと
２試合続いて、その後､金曜日から横浜でＤeＮＡ三連戦、 ９･１０とナゴヤＤ
で 中日との二連戦。  １日空けて １２日から 東京ドームに戻って、 ヤクルト
と三連戦が組まれており、これで やっと全球団一回りの対戦が終わります。

その頃には、各チームの状態や... 今後の取り組み方など 大体 予想ができそう
な感じですかね。  もし、巨人が首位をキープしているようでしたら、今季の
優勝のメが...、期待が大きく膨らんできます。　楽しみですねぇ～･･･。 (笑)